地下鉄の列車風・温熱解析
列車走行による地下鉄内の風速評価,温熱環境評価ならびに空調負荷解析を行います。さらに、地下駅構内、地下街等で発生する火災時の排煙シミュレーションも可能です。
地下鉄の列車風・温熱環境評価
SES (Subway Environment Simulation:通称セス) システムを利用した地下鉄列車風評価を実施いたします。SES は米国運輸省の元で開発された地下鉄および駅空間に発生する列車風や冷房設備などによる温熱環境の評価システムとして世界的に認められている風速・温熱シミュレーションです。
- 複数列車の運行による列車風の評価
- 緩和坑設置よる地下鉄駅内の風速変化予測
- 換気能力を考慮した温熱・排煙評価
- 火災発生時の風速・温熱解析による防災対策
地下駅火災・排煙解析
米国標準技術局の元で開発されたFDS (Fire Dynamics Simulator)を利用した火災・排煙解析を実施いたします。FDS は Navier-Stokes方程式、エネルギー方程式、移流拡散方程式を連成して解くことにより、流れ場、温度場、濃度場を同時に計算します。火災による温度上昇で上昇気流が発生し、さらに空気の動きにより煙の拡散が発生する過程をシミュレーションすることが可能です。
- 排煙設備の能力、位置検討
- 火源位置を変更した検討
解析例
地下鉄ホーム火災
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